2004/12/13

映画「ハウルの動く城」

2回目を見て、やっと心から楽しむことができました。
感想は、素晴らしいのに、ちょっともったいないなー、と
いうところでしょうか。
なぜなら、説明不足としか思えない部分がちょこちょこ
あって、??と気になってしまって…。
そのため1回目は充分入りこめなかったのです。

例えば、どうしてソフィーが水をかけたのにカルシファーは
無事だったの?とか。
いくら想う力が強くても色々と奇跡を起こしすぎでは…。
ネタバレサイトに行き、そこら辺は納得しましたが。

良かったのは、ハウル。
こういうキャラクターって今までジブリ作品ではなかったから、
どうなるのか!?と思っていたのですが、カッコいい。
魅力的でした。
予告で予想していたよりも、ハウルは全然弱虫でもないし、
情けなくもなかった。
弱虫は弱虫でも、弱虫のふり。力の抜けた、ソフィーの求めた
ような、いい意味での弱虫なんだよね。

そして戦争の醜さを描いている部分。
晴れやかに華やかに旅立っていった軍艦が、砲弾で真っ黒に
ひしゃげて戻ってくるシーンはショッキングでもありました。
この時代に、タイムリーでもあるテーマですね。

見終わって思ったのですが、この映画は、あらゆる意味で、
女に期待を投げかけているなということ。
生きるために冷静に現実を見て、真実を見出す力を。
さまざまなものを受け止める柔軟さを。

話は変わるのですが、「ハウルの動く城」は実は
私にはとても思い入れがある映画でした。
なぜなら当初、この映画はとある若手監督がジブリに行って
作っていて、その人は私がすごく注目しているクリエーター
だったから。
でも制作途中で降板。結構進めてたみたいなので、
かなりびっくり、そしてがっかりでした。
それもあって今回の映画はスケジュールがきつくて、
だからちょっと作りが荒いような感じなのかな、なんて
勝手に勘ぐったりしてます。

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